泡沫のユメ

どこからでも読める金太郎飴みたいな短編小説書いていきます

2016-11-04から1日間の記事一覧

花うらら

禁断の恋。 それは甘くてちょっとスパイシーな響き。だけどその一言で片付けられないほどの思いが詰まっている。そんな恋を、まさか自分が経験するなんて思いもしなかった。 その人の朝は早かった。学校の校門が開く午前7時、勤勉な性格なのかそんな時間から…